Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 美術&映画が充実した1週間

週末になりました。土曜日はその週の振り返りを行ないます。今週は来年に向けた新作の陶彫部品を作り続けていました。土台となる円筒形の陶彫部品は成形、彫り込み加飾が今日で2点終わりました。新作のイメージが少しずつ具体性を帯びてきて、私は期待を膨らませています。朧げなイメージが確かな形態となって見えはじめてくると、私には迷いがなくなります。彫刻制作の第一歩としては良い状態を示しているからです。どんどん作っていきたい衝動に駆られますが、このところの気温の上昇と湿気の多さで、工房に長く留まることができず、持参した水分がなくなったところでその日の制作は終了となります。若い頃のように気合だけで制作を継続すると、身体に負担がかかることも承知しています。まずは制作の第一歩なので、焦らず無理をせずに進めていきたいと思っています。さて、今週は鑑賞が充実していました。早めに今年の個展準備が終わっていたので、時間的な余裕があったのが要因のひとつですが、見たい展覧会や映画があったことも良かったのでした。美術鑑賞としては渋谷区広尾にある山種美術館で「川合玉堂」展に行ってきました。日本の原風景を緻密な技法で描いた作品は、日本絵画の貴重な財産であり、そこに懐かしさを感じる世代としては私が最後の世代かもしれないと思っています。玉堂の墨の運筆に私は暫し見惚れてしまいました。映画鑑賞としては横浜市鴨居にあるエンターテイメント系映画館に「キングダム 魂の決戦」を家内と観てきました。本作はその日が封切りだったので、かなりの観客がいましたが、面白さに溢れていて心底楽しめた時間でした。実は1週間前に家内の誕生日があって、何かして欲しいものがあるかと聞いたら、鰻が食べたいというので、映画を観た帰りに鰻屋に寄って白焼と蒲焼が半分ずつ入った鰻重を食べました。家内も私もこの歳になると誕生日を祝うことはなく、末永く生きていたいと願うようになりました。私の創作活動はまだ始まったばかりで、あと何十回誕生日を迎えたらゴールが見えるのだろうと思っているのです。

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