週末になりました。土曜日はいつもなら今週の振り返りを行なうのですが、今日は7月開催の個展のための図録や案内状の撮影日になりました。図録や案内状を私は毎年個展がある度に作っていて、今年も例外ではありません。ただし、画廊が昨年とは変わり、展示空間が異なっているために、彫刻作品を少なくして、その分、壁に掛ける平面作品を増やしました。それが契機になって、図録のデザインを大きく変えました。今までのような冊子ではなく、1枚の紙を山折り谷折りしたパンフレットのような図録にしたのです。それ故に撮影する画像はかなり減りました。ただし紙の大きさはA3版にしたので、それなりにインパクトはあると思っています。その表紙は小品4点を草叢の上に並べて撮影しました。野外撮影は「発掘~六蹟~」も行いました。撮影途中、コンクリート床に落ちる影が、天気の関係で薄くなり、暫し待ちの時間を取ったりしました。野外撮影は意外な効果を生むので、光と影が織りなす風景が私は大好きなのです。今回の撮影で室内風景はありません。図録はシンプルでもインパクトのあるものを目指していたので、概ね良かったのではないかと思っています。以前のNOTE(ブログ)にも書きましたが、私はカメラマンの視点を大切にしています。私以外の人によって作品が見られることは、作品の良さを引き出すことに繋がります。制作者はあまりにも作品に近く、自分から切り離せない関係になっています。そこに他者の視点を入れることで、作品との距離感が生まれ、冷静に作品を観察し、またユニークな視点の発見にもなります。アナログとデジタルの違いも作品鑑賞の強みにしたいと私は常々願っているのです。今日は午前中から懇意にしているカメラマン2人に、後輩の彫刻家、教え子で美大生・卒業生の2人、家内と私の合計7人で、撮影に臨みました。つまり今日が全作品の完成日となったわけです。「発掘~六蹟~」の全体組み合わせも今日初めて行いました。