Yutaka Aihara.com相原裕ウェブギャラリー

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週末 新聞記事より「河童伝説」

日曜日になりました。日曜日は創作活動についてNOTE(ブログ)を書いています。今日は私の創作を誘発する河童や妖怪など魑魅魍魎に関する新聞記事を掲載いたします。昨日の朝日新聞の「天声人語」です。「戦場と兵士を描いたことで知られる作家・火野葦平は、河童の大家でもあった。『河童曼陀羅』はそんな火野の集大成だ。井伏鱒二や草野心平ら、有名作家が思い思いに描く河童の挿絵も、見ていて楽しい。火野が描く河童は人間にいたずらをするかと思えば、子どもと遊んだり、人助けをしたりと、憎めない。なかには小説を書いて火野先生に送り、これで芥川賞を狙っては、とそそのかす強者までいる。河童伝説は日本各地にある。先日、熊本を訪れて、ここもまた主要な舞台だと知った。最近はくまモンに押され気味だが、八代市内では河童ののぼりがはためき、あちこちに像や石碑が立っている。火野も、熊本を舞台にこんな話を書いた。江戸時代にこの地を治めた加藤清正は、寵愛した小姓が川でおぼれたのは河童の仕業だと決めつけた。そして、河童成敗に大軍勢を送り込んだ。川をせき止め、毒を流し、領地の人々が被害にあった。一方で、川は形を変えて穏やかになり、事故は起きなくなった。そんな様子を、古参の河童は、遠くから釈然とせぬまま眺めている。八代を流れる前川の河口まで歩くと、『河童渡来の碑』があった。先の地震で倒れてしまったが、1500年くらい前、中国から河童はやってきて住み着いた、とある。ずいぶん昔から、河童はこの地とともにあったらしい。人間の滑稽さや愚かさ、そして、自然へのはかない抵抗も、河童はずっと見つめてきた。人の営みを映し出す、豊かな物語である。」私にとって河童は遠野物語に登場するカッパ淵で、実際に岩手県遠野市に出かけていって、その澄んだ小川を見てきました。水木しげる作による「河童の三平」も好きな漫画だったので、こうした日本各地の伝承を私自身は大切にしたいと思っています。数多の日本画家が描いてきた魑魅魍魎。海外の妖精や怪物とは一味違うキャラクターを愛する日本人は結構多いのではないかと察していますが、いかがでしょうか。

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